東京動物園ボランティアーズ

こんにちは! 私たちは都立の恩賜上野動物園、多摩動物公園、井の頭自然文化園で活動しているボランティア組織です。

動物園三昧

多摩動物公園・SG土曜班 NEW!!

  • スポットガイド アフリカゾウ(10:00~11:30、13:00~14:00) コアラ(10:00~11:30、13:00~14:00)

迷子札配布

「オランウータンの赤ちゃんが生まれました」。私たちの活動は正門を入ってすぐのサービスガイド控え室とその前のテーブルから始まります。最新の動物情報や見どころをご紹介したり、迷子札を書いていただいたり。

多摩動物公園は60ヘクタール(東京ドーム13個分)と広く,やや急な坂道もあります。あちこちで整備工事が行われることもあるため、少しでもスムーズにまわっていただけるよう最新情報のご案内を心がけています。

土曜班の担当するスポットガイドはアフリカゾウとコアラです。

アフリカゾウ

コアラ

コアラ館前では、エサのユーカリやコアラの毛皮、ふん、たった0.5グラムしかない赤ちゃんのレプリカなどを並べて、コアラの不思議な生態について説明します。

「コアラは一日19時間も寝ているよ。ユーカリの葉を消化するのに一週間もかかるんだって」。3、4種類のユーカリの小枝を用意して、葉を指でもんで匂いの違いを実感してもらいます。

コアラ

コアラの実物そっくりのぬいぐるみも用意し、「午後1時半ごろのエサの時間はコアラも動きますよ」とお知らせします。

コアラ

新しいユーカリの枝が置かれると、寝ていたコアラがゆっくり近づき、むしゃむしゃ葉っぱを食べるのです。

コアラ

それにしても、コアラは不思議です。微毒性のあるユーカリの葉なのに、動物園で用意する7、8種類のユーカリから好きなものだけを選んで、新芽だけ食べるとか。一年を通してユーカリの若芽を用意するのも大変で、動物のなかでもコアラのエサが一番お金がかかると聞いています。

コアラスタンプ

コアラのスタンプ(直径約7センチ)も大人気です。

オーストラリアガマグチヨタカ

実は、コアラ館内にはオーストラリアガマグチヨタカも展示されています。熱心なファンがいる隠れた人気者です。

モルモット

土曜日はお客さんが多いため、モルモットのふれあいコーナーも午前・午後と整理券を出しています。整理券に書いてある時間までほかの動物を見てまわり、5分位前までに集まっていただきます。

モルモットを見つめながら「チョー可愛いい! やばいよ。この二匹は兄弟なのかな」と歓声を上げる若い女性もいます。

モルモット

土曜班の活動には、園内のパトロールもあります。パトロールは動物の様子や園内の状況を知るためにも大切で、「ヤマユリが咲いているな」「今年もキリンが生まれて賑やかになったね」などとチェックしているのです。

「楽しく無理なく元気に!」というのが私たちのモットーです。多摩の豊かな自然に囲まれ、動物や子供たちの笑いにあふれる一日を一緒に過ごしたいと願っています。

園内

多摩動物公園はリピーターの方も多く、来園されると必ず顔を見せてくださる方も少なくありません。「ああ楽しかった。また来ようね」と話しながら帰っていくご家族を見かけると、しみじみ嬉しくなってしまうのです。

(多摩動物公園SG土曜班)

井の頭自然文化園・SG土曜班 NEW!!

自転車

ずらり並んだ自転車、自転車、自転車…。井の頭自然文化園の正門前広場はいつも自転車がたまります。地元の武蔵野市や三鷹市などから自転車で来られるお客様が多く、週末は数百台が広場を埋めることも。

ご近所の皆様に愛される動物園だけに「年パス」(年間パスポート)利用者も飛び抜けて多いとか。

モルモット

土曜日は家族連れで大にぎわい。モルモットのふれあいコーナーはダントツの人気です。週末は行列ができるので時間制限しますが、全部で200頭近いモルモットのなかから皆さんそれぞれ自分の気に入ったモルモットを選んで、抱いていただきます。

モルモット

不慣れなお子さんや初めての方には「モルモットは、お腹に両手の指を回して、後ろからすくい上げるように持ち上げるんだよ。頭を上にして優しくね」と教えます。

井の頭はモルモットの数も多く、大人も参加でますし、時間にも余裕があります。「もう一回並びたい」とパパにせがむお子さんがいて、何回でも並べますから、モルモット好きには堪らないでしょうね。

モルモット

中年の男性が静かにモルモットを抱いておられることもあります。モルモットも本当に心地よさそうですよ。家族連れだけでなく、最近は若いカップルや熟年のご夫婦もいて、皆さんが小さな体の重みと温もりに心癒されるのではないでしょうか。お客様の笑顔に私たちも嬉しくなります。

リスの小径

ニホンリスが放し飼いになっている「リスの小径」は、約650平方メートルもあるケージです。お客様がドッと入ると、すばしこいリスが人の足元に紛れて逃げ出すこともあって「要注意」です。

私たちは入り口の扉の前で、「赤いランプの時は入れません。青いランプがつくまで待ってください」と説明します。入ってすぐ、扉がもう一つ。二重扉でリスの逃げ出すのを防ぐ仕掛けで、出口も二重扉だから「門番」は最大4人。

ニホンリス

キジ

ケージ内の巡回も大事な仕事で、「あそこの枝でリスがクルミを食べていますよ」とか「あ! キジがいる。赤い顔のオス、桃太郎さんのお供ですよ、知っているでしょ」と説明します。

よく聞かれるのが、ニホンリスは全部で何頭いるのか。

「大体50頭です。今年も赤ちゃんが生まれて少し増えているかな」と言うと、「そんなに!」驚かれることも。

いまは、尻尾だけ真白なリス(写真)が2頭います。

ニホンリス

お客様にも教えます。「ほら、あのリスは尻尾が真っ白でしょ。とっても珍しいんですよ。あ、走って行っちゃった」

白い尻尾のリスを見かけた日は、運がいいというか、何かいいことがありそうな気がするから不思議です。

ニホンリス

キジは一羽ですが、ケージの中にはヤマガラとコジュケイもいて、池の中にイシガメ、木の洞にはアズマヒキガエルが隠れていることもあります。いわゆるガマガエル。地味なカエルですが、実は大変な人気者です。リスはそっちのけ、数匹いるカエルを夢中になって探し回るお子さまも。

アズマヒキガエル

イシガメ

ほかに毎月第1、3土曜は彫刻園ガイド、第2、4土曜は資料館2階で紙芝居も行っています。

週末は、お客様も多くて忙しいのですが、それだけいろいろな方々にお会いできます。動物の可愛いさや賢さをお客様にお伝えし、驚いたり喜んだりしていただき、お客様と一緒に笑えるのが、ボランティア活動の最大の魅力です。

執筆者

(土曜班班長 橋本みふゆ)

井の頭自然文化園・SG火曜班

メンバー

武蔵野の雑木林の面影が残る井の頭自然文化園は、季節の草花が楽しめるのも大きな魅力です。

東京ズーネットにも文化園の「花ごよみ」が出ています。「ユリノキの花が咲いたよ」とか、「マーラ舎前あたりにあるネムノキの花はそろそろかな」などと、花好きは楽しくなるというものです。

井の頭自然文化園サービスガイドでは山野草委員会が中心となって、草花の世話をしています。火曜班メンバーで、山野草委員会の最長老、石川昭光さん(87)は大ベテランで、植物の育て方など何でもよく知っていて、植物学者のようです。

メンバー

自然文化園の資料館前の山野草園は3つの区画に分かれています。早春のフキノトウやフクジュソウに始まり、カタクリ、ニリンソウを経て、秋のキンモクセイやハナミズキまで。ざっと80種の草花が植えられています。

メンバー

園内の山土を運んで土壌を整えたり、株分けしたりの作業が欠かせません。除草や植え替えなど地道な仕事が一年中続きます。茂った茅(かや)は放置せずに切らないと、下草に陽が届かないことになります。

メンバー

ここのフクジュソウが見事なのも、手入れしているからこそです。

メンバー

おや、クロアゲハが飛んできました。クチナシの花にも何か来ましたね。カメラマンも少なくありません。

メンバー

山野草園は2005年に造園業者が1年かけて整備したもので、その後を引き継いだのが山野草委員会でした。

メンバー

自然の野草ではなく、庭園としての整備ですが、これまでの10年間に蓄積された経験やノウハウも大きく、分厚いマニュアルも出来ています。

メンバー

草花は、手をかければ、かけただけ結果がでるとか。ここのフクジュソウは随分太く立派になったと聞きます。5月、6月は草花にとって大事な時期で、各班のメンバーは草取りはじめ、倒れた草を起こしたり伸びた茎を短く刈ったり。仕事は次から次と出て来ます。お天気をにらみ、2ヶ月ごとの会議で作業を確認しています。

メンバー

午前中いっぱいかけて手入れした山野草園を見て、石川さんが言います。「作業した場所は艶(つや)が出る。不思議なものです。仲間がみなさん熱心で、それが楽しくて…」。

メンバー

化学肥料はなるべく使わず、タンポポならセイヨウタンポポも在来のカントウタンポポも守る。秋の七草なども見られます。園内の日本庭園では、冬の寒さから樹木を守る霜除けや雪吊りも作られていて、「雪吊りはどこ?」と聞く来園者をご案内することもあるとか。

メンバー

火曜班は山野草の管理だけではありません。モルモットのふれあいコーナーやリスの小径の担当もあれば、イベントも盛りだくさん。先日のクラフト教室「風車作り」は親子連れなど400人もの方が参加されました。

(火曜班班長 後久建二)

上野動物園・SG水曜班

メンバー

水曜班のメンバーは28人と上野でも最大規模です。シルバーガイドと呼ばれていた1988年から活動してきた方もいて、元気な仲間がそろっています。

私たちの活動は、動物園表門でのご案内から始まります。園内の案内マップは日本語版だけでなく,英語、中国語、韓国語も用意します。最近は外国の方が本当に増えました。「ライオンやトラはどこ? クロヒョウはいないの」「ベビーカーの貸し出しはありませんか?」など様々な質問にお答えできるよう、動物園からの動物情報や仲間同士の情報交換などを重ね、交代で案内活動に務めています。

パンダスタンプ1

パンダスタンプ2

ジャイアントパンダはスタンプも大変な人気です。2017年6月12日に待望の赤ちゃん「シャンシャン」が生まれたので動物園が新しくシンシンとシャンシャン親子のスタンプを2種類作ってくれました。特別なスタンプ帳を用意する人もいるくらいスタンプには根強いファンがいます。スタンプ用紙をどっさり用意しても午前中になくなることもあるほどです。

子ども動物園すてっぷ

西園の「子ども動物園すてっぷ」が、なんと言っても私たちの活動の中心です。すてっぷの入口では、ハツカネズミやモルモットのふれあいの整理券を発券するお手伝いをします。「2時からの回はあと3人で満員ですよ」などと。ハツカネズミとのふれ合いを楽しんでいただく「ネズミさんとくらべっこ」には親子連れが次々と訪れます。「大丈夫、やさしく手のひらに載せてのせてごらん」とハツカネズミを渡します。最初は恐る恐る、小さな手に載ったネズミを見つめる子どもたちを、お母さんが写真に撮ります。小さな命とのふれ合いがみんなをやさしい笑顔にします。

子ども動物園すてっぷ

ちょこちょこ動くハツカネズミが、手の上でおしっこをすることも。ティッシュやハンカチで拭きながら「ネズミはね、気分がいいとおしっこするの」と説明します。

ハツカネズミは体重約10~25グラム。子ども動物園には、モルモット(0.5~1.5キロ)、もいますし、ニワトリ(2.5~3キロ)もトカラヤギ(20~35キロ)もいて、カピバラだって大きくなると体重66キロにも。ハツカネズミの数百倍、数千倍の動物もいますが、命の重さは同じなのかもしれません。

子ども動物園すてっぷ

目の前に広がる不忍池。そこで暮らす鳥や魚など身近な生き物たちの暮らしぶりを紹介する「しのばずラボ」の案内も担当します。「えっ! 不忍池にはメダカまでいるんだね」と驚く人もいます。

子ども動物園

園内巡回も大事な仕事です。東園ではパンダからゾウ、サル、クマ、猛禽類舎などを回るコースと、ライオン、ゴリラ、ホッキョクグマ、バードハウスなどのコース、西園ではオカピやキリン、サイ、カバ、両生爬虫類館(ビバリウム)をまわり、ひとりでも多くの方が動物に親しみを持っていただけるよう努めています。

子ども動物園

水曜班にはホッキョクグマの「追っかけ」で全国の動物園を回る人もいれば、ハシビロコウの人形を作り、動物画で展覧会を開く人など動物好きが少なくありません。

一日の反省会では「ホッキョクグマのイコロ(オス)とデア(メス)が何だかいい感じでした」という報告も。

(水曜班 佐野修)

多摩動物公園・SG金曜班

スポットガイド

  • アフリカゾウ 展示後~14:00
  • インドサイ 10:00~11:30,13:00~14:30

モルモット1

私たちサービスガイドの活動拠点、正門からすぐの通称「SGルーム」では来園者に様々なお知らせをします。多摩動物公園は総面積約60ヘクタールと広く、アップダウンもあるので、お目当ての動物やイベントについての情報集めが大事です。家族連れが多い日は、迷子札を書かれるお客様も途切れません。カードにお子さんの名前や性別、親の連絡先(携帯電話の番号)を書いていただきます。迷子を探す放送もありますが、携帯電話が普及したおかげで便利になりました。

モルモット2

多摩では、DGが活動しない平日、私たちSGがモルモットのふれあい教室や、動物のスポットガイドを行っています。金曜日はアフリカゾウとインドサイです。

アフリカゾウ1

アフリカゾウ舎の前では、乾燥したゾウのフンや牙、歯のレプリカなどを並べて、来園者に見ていただきます。

アフリカゾウ2

「ゾウさんのふん、うんちだよ」。

おそるおそる触る子どもたちに「アフリカゾウはね、一日に80キロもウンチするんだよ」と解説します。

インドサイ1

インドサイのガイドも人気があります。テーブルに角と前脚、後脚、筒型をした耳、しっぽのレプリカを並べて、来園者は手に取って大きさや不思議な形を実感していただきます。角や脚のレプリカはすべて、多摩で圧倒的な存在感のあったオス「多摩王」(1958年〜1995年)のものです。20センチ近い角を手に持って記念写真におさまる方もいます。

サイのことは、金曜班の最長老、丸山穂高(87)が詳しく、仲間にレクチャーするほど。

インドサイ2

「多摩王は戸籍名で、本当は飼育の人たちも《ルプシン》と呼んでいました。僕がルプシンと呼ぶと、ちゃんと反応したもの」と丸山は言います。

そういえば多摩では、インドクジャクが放されていて自由に歩き回っています。オスたちは園内でちゃんと縄張りを持っているといいますよ。

この日の活動参加は18人で、スポットガイド2カ所とSGルームに2人ずつ、モルモットふれ合いが4人、園内を巡回するパトロールが8人、午後はそれぞれ持ち場を交代しました。多摩の広さとアップダウンはなかなかで、「パトロールに1万歩以上かかるから夏は大変」という声もあります。

(金曜班班長 奥井利雄)


上野動物園・SG土曜班

土曜班 土曜班
昔は、子ども広場には沢山の山羊が放たれ、山羊は思い思いに日向ぼっこ、居眠りし、鶏たちは子供に抱かれてSGはゲートで山羊が外に出ないように見張りをしていました。
又、まがり屋でのモルモットのふれあいは、台の上におがくずを用意し、寝部屋からそれぞれAグループ、Bグループの別に搬送して来て放ち、入園者に抱っこの仕方を指導したのち1人1人に抱いてもらい、それは充実した時間でした。
進学で上京したのをきっかけに始めました。
大好きな動物がいる環境で幅広い年齢の方々と活動する時間は、私にとってプライスレスな時間です。
沢山のことを勉強させていただいています。

私たち土曜班は、84歳から19歳まで20名で活動しています。

すてっぷ

中心となる子供動物園すてっぷでの活動は、整理券の発券、ハツカネズミやモルモットとのふれ合いのお手伝い、しのはずラボでのお客様への対応等が中心です。

モルモット1

メンバーの目標はまず自分が活動を楽しむこと。生き生きとニコニコと楽しく活動している姿にお客様も同じく笑顔で返してくれます。

モルモット2

お客様との楽しいやりとりは、私たちの活動にはりを持たせてくれます。

不忍池沿いにあるアイアイの森には、マダガスカル島で住んでいる動物が展示されています。

皆さんは動物園にいらっしゃったら展示場所にある解説文をご覧になっていますか?

その動物について、わかりやすく説明してあるので、ぜひお父様、お母様が小さいお子様にも読んであげてください。親子でもっと動物が好きになると思います。

そんなお手伝いをするのが土曜班が独自で行っているクイズです。答えは3択。問題は解説文の中から出題されます。紙芝居形式で出題されるこのクイズは親子で楽しみながら答えることができます。

初めは問題を棒読みだったメンバーも、今では立派な活弁師のように紙芝居を見せて楽しく問題を出しています。

クイズの正解者はマダガスカルの動物のポストカード1枚と自分で押せるスタンプカードをもらうことができ、大変喜ばれています。

また活動と活動の間に各自が自主的に行っている園内巡回は仕事でありながら、私たちの楽しみの1つです。

大好きな動物をじっくりと観察して見てまわることができます。パンダの赤ちゃんシャンシャンの陰に隠れてしまったゴリラの赤ちゃんリキの観察は私のお気に入りの1つです。

そんなこんなで色々な活動がありますが、

  1. 動物が大好きであること
  2. 人間が大好きであること
  3. ボランティアの活動を自ら楽しんで行うことができること
この3本の柱をもとに、これからも活動を続けて行く土曜班です。

(土曜班 太田順子・岡部浩紀)

*動物園のイベントやボランティアの活動は都合により中止と なることもあります。

井の頭自然文化園・SG金曜班

  • 彫刻園ガイド 第1・第3金曜(SG金曜班担当) 第1・第3土曜(SG土曜班担当) 13:00~ 彫刻館A館前に集合

平和祈念像原型

彫刻家・北村西望(1884〜1987)の名前は知らなくても、長崎の平和祈念像といえば皆さんご存知でしょう。その平和祈念像の原型が、井の頭自然文化園にあります。長崎市から平和祈念像を依頼された北村西望は、ここにアトリエを建てて、あの傑作を制作したのです。

平和祈念像

金曜班が担当する彫刻館ガイドでは、メンバー2、3人が「彫刻の原型は、洋服でいえば型紙みたいなもの」などとご説明しています。

多くの方が「えっ、これが原型? もっと小さいと思った」と驚かれます。長崎の平和祈念像は4メートルほどの台座の上ですが、高さ9.7メートルの像を室内で間近に見ると、大きさに圧倒されます。

右手を垂直に高く掲げ、左手は水平に伸ばし、左足を立てて右足は横に。平和祈念像のポーズをまねるお子さんもいます。「右手は上空600メートルで爆発した原爆の恐ろしさを指しています」と説明したり、階段を上って平和祈念像のお顔を同じ高さで見ていただいたり。お隣のアトリエ館には、平和祈念像の制作過程も展示されているのです。

将軍の孫

野外には、愛らしくて人気の「将軍の孫」や巨大な加藤清正公像、「咆哮」と題したライオン像など38点があり、彫刻館A館と彫刻館B館に合わせて約200点もの作品が展示されています。

加藤清正公像

ここを訪れる家族連れや若い世代、すべての人たちに、北村西望が訴え続けた平和への思いが伝わってくれよう祈るばかりです。

加藤清正公像

SGの仕事はほかにもあります。モルモットのふれ合いコーナーのお手伝いです。入園者の4割の方が来られる超人気スポットで、いつも200頭くらいが活躍しています。混んでいない平日なら時間制限も無く、心行くまでモルモットを抱いていただけるのです。朝から午後まで過ごされる常連さんや、お気に入りのモルモットがいる方もいらっしゃいます。

モルモット

さらに「リスの小径」の案内もしています。全部で16人の金曜班は、それぞれ交代しながら動物たちとのふれ合いやお客様との素敵な出会いを楽しんでいます。

(金曜班 古池敏子)


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